第2回食を通じた地域のプロモーション・交流事業を北海道音更町・芽室町・池田町で開催しました!

第2回食を通じた地域のプロモーション・交流事業を北海道音更町・芽室町・池田町で開催しました!

 クレアでは、株式会社 ABC Cooking Studio(以下「ABC社」という。)と連携し、韓国・中国・東南アジア各国のABC社の教室に通う発信力の高い生徒を、日本に招聘するツアーを本年度より実施しています。本事業は、地域の「食」をテーマとした料理体験や収穫体験を、SNSや各種メディアで発信してもらうことで、地方自治体の海外販路開拓やインバウンド促進につなげることを目的としています。

 第2回目となるツアーは、開催自治体として北海道音更町・芽室町・池田町を選定し、2018年10月10日(水)~12日(金)の日程で実施しました。なお、北海道胆振東部地震による風評被害を払しょくする目的も持って実施されました。

 今回の参加者は5人。ABC社のマレーシアにある教室に通われている20~30歳代の講師と生徒で、日ごろからSNS、特にインスタグラムを活用され、フォロワーが多い方を招聘しました。初来日の方が2人、2回目の方が1人、3回目の方が2人で全員北海道は初訪問でした。また、1人を除き全員が中華系で、ムスリムの方も提供された豚肉やアルコールをご自身で避けたためハラル対応は不要でした。

 

1日目】

 最初の訪問地である芽室町では、まずサイクリングを体験。コース周辺は収穫後の土の畑が多かったのですが、それでも良い景色だという感想が多く、さっそく皆さんインスタグラムに投稿されていました。十勝平野が一望できる新嵐山スカイパーク展望台での昼食では、有名アウトドアブランド「スノーピーク」社製のキャンプ用品で食事の場を準備し、地元産素材がふんだんに入ったパンカフェしんしんのサンドイッチ、いろどりファームの無農薬ハーブティー、こばやし菓子舗のソフトワッフルを、生産者の説明を受けながら、皆さん美味しそうに召し上がっていました。

 その後、農産物直売所「愛菜屋」へ移動。マレーシアで売られている日本産野菜より格段に安いことから、かなり関心を持って色々な野菜を眺め、現地に持ち帰るため土のついていない大根等を購入していました。ゴボウ収穫体験は、参加者によって興味が分かれましたが、初めての農作業に楽しそうに取り組む姿を見ることができました。

 

 

 続いて次の開催地である池田町へ移動。町長を表敬訪問した後、地元の生産者から直接農産物を仕入れ、地元池田町で生産された産品のみが盛られたプレートを提供する居酒屋で夕食をとりました。夕食会場に駆けつけていただいた生産者から、2年間熟成させたジャガイモ等について丹精込めて作られた産品である説明を受け、参加者全員が大満足されていました。

 

 

【2日目】

 翌日の朝は牧羊犬が羊を誘導するショーを鑑賞。遠くで動く被写体であることから、ショー自体のインスタグラム投稿は難しそうでした。次の施設に移動する際、観光地化されていない白樺の小道を開催自治体が紹介したところ、全員がたくさんの写真を撮影していたことから、インスタグラム投稿を目的として訪れる旅行者は、自分と被写体の距離が近く、静止しているコンテンツを望んでいるのかも知れないと感じました。

 池田町の観光名所、ワイン城ではワイン・スパークリングワイン・ブランデーの製法と付加価値について、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の職員がユーモアを交えて説明し、全ての種類を試飲していただき好評を博しました。

 昼食では牧場直営のジェラート店で生産しているチーズを提供。参加者は茹でただけの地元産じゃがいもやソーセージにチーズをかけ、素材そのものの味を堪能していました。

 昼食後に予定していたブドウ収穫は雨が降りだしてきたことから取りやめましたが、参加者は雨の中、長時間ブドウと自分の撮影を行っており、やはりここでも静止している被写体に対する関心の高さを感じました。

 池田町最後のプログラムは、雨天時のために用意していた羊の人形作り。皆さんが一番楽しんだのは通訳の方を介した指導者の女性との会話だったことから、今後FITの受入を考えるうえで地元住民と直接会話できる機会や場をいかに確保するか考えておくことが重要かもしれません。

 

 

3日目】

 前日のうちに3つ目の開催自治体となる音更町の十勝川温泉に移動した一行は、早朝からガーデンスパ十勝川温泉でホットヨガを体験。着衣で温泉入浴できるスパと合わせて、皆さんゆったりした時間を過ごされていました。

 引き続き、同施設で料理体験を行いましたが、やはり料理教室の生徒さんということもあり、地元十勝産品を使用したチーズとピザ作りにはかなり興味を持って取り組まれていました。また、ボールを転がして作るアクティビティ要素を取り入れたアイスクリーム作りには皆さん大興奮でした。

 

 

【まとめ】

 本ツアーを通じて、北海道音更町・芽室町・池田町の食の観光コンテンツについて、日本に高い関心を有するマレーシア女性のリアクションを確認するとともに、インスタグラム等のSNSやブログを通じて、その魅力を発信することができました。

 今回2回目となるツアーを開催し、インスタグラムを活用している女性は、自分と近い被写体を、自分の望む構図で撮影したい気持ちが強いという印象を受けました。例えば農作物等を投稿してもらいたい場合は、靴カバー等を装着してビジュアルを損なうようなことなく、近づいて触っても良いエリアを用意するなどの対応が、今後必要かも知れません。

 また、地元の方々と直接お話しできることに参加者は楽しみを感じていたことから、できる限り地元の方と、可能な限り直接英語でコミュニケーションを取れる機会を豊富に盛り込む機会を用意する努力を、今のうちから行った方が良いと思われます。

 今回は現地十勝在住の通訳案内士の方に案内をしていただきましたが、現地のことを詳細に伝えることのできる方が同行することの重要性は改めて感じました。

 なお、本ツアーについては今後プロモーション動画を作成し、クレアHPだけでなく、ABC社のHPやSNS、海外の教室を活用する等して周知・拡散させていく予定です。

 

自治体名をキーワードにしたインスタグラム検索結果では参加者の投稿が人気上位にランクイン

 

【ツアー行程】

 1日目

時間 場所

6:55

~ 8:30

前泊した東京を出発し、とかち帯広空港着

9:30

~10:45

芽室町到着。新嵐山周辺のサイクリング

11:15

~12:00

新嵐山スカイパーク展望台で地場産品の昼食(弁当)

12:30

~13:30

芽室町の農産物直売所「愛菜屋」で買い物

14:00

~16:00

芽室町の吉田農場でゴボウ収穫体験

17:00

~17:30

池田町へ移動後、池田町長表敬訪問

18:00

~20:30

池田町の居酒屋で地場産品の夕食

 

 

(池田町泊)

 2日目

9:00

~10:00

池田町の羊牧場でシープドッグショー鑑賞

10:10

~11:50

池田町のワイン城見学

12:00

~13:30

池田町の農家直営ジェラート店で地場産品の昼食

13:40

~14:10

池田町直営のブドウ圃場見学

14:20

~15:30

池田町の羊牧場兼羊毛体験工房で羊の人形作り

16:00

~17:00

音更町へ移動後、菓子工場兼直売所で買い物

 

 

(音更町十勝川温泉泊)

 3日目

8:15

~10:00

音更町のガーデンスパ十勝川温泉でホットヨガ体験

12:50

~13:15

同所でモッツアレラチーズ・ピザ・アイスクリーム作り

13:20

~14:40

とかち帯広空港発、羽田空港着

 

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